cyclo_harapo2008-01-02

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたしますm(_ _)m
 
・・・と、新年最初のブログ更新は自転車の方からになりました。
いよいよメインの趣味が模型から自転車に移行してきたようですねぇ(~_~;)
  
今日はチネリのブレーキの調整しました♪
昔から自転車に乗っている人や古い自転車が好きな人は知っていると思いますが、昔のカンパのブレーキは効きは兎も角、レバーの引きが重いです。
私の場合、幸い手が大きく握力もそれなりにあるので慣れてしまえば昔から問題なく使えていたのですが、手が小さい女性だと使いこなすのはちょっと辛いかな?
もっとも、旧型カンパのブレーキを使っている女性が日本全国にどれだけ居るかは知りませんが・・・(~_~;)
 
実は、ボテッキアにも旧型カンパのブレーキを使っていた時は、カレラだけがブレーキの引きが軽く、古いカンパの引きも特に気にはならなかったのですが、ボテッキアのブレーキを今時のブレーキに換えてからはチネリのブレーキの引きが気になりだしました。
そこで、昔よく聞いたカンパのブレーキのバネを弱くして引きを軽くしてみました。
 

先ずはピボット軸のネジを13mmのハブスパナと9mmのスパナで緩めます。
 

完全にバラさず、バネだけ取り外します。
完全にバラさないのは、曲げなおしたバネの具合をフレームに取り付けて確認するためです。
仮組みしたブレーキをフレームに装着してブレーキレバーを引きを確認し、適度な引きになったら、今度は完全にバラしてグリスUPしてから組み直します。
 

上が曲げなおしたバネ、下が曲げなおす前のバネです。
 

2本のバネを重ねると、こんな感じ。
曲げ直し具合が判るでしょうか?
 

バネを曲げなおすには、ラジコン飛行機の脚に使うピアノ線を曲げるためのベンダーを使用しました。


ちょっとピンボケですがバネのベンダーへのセットは、こんな感じ。
この状態で、ベンダーをハサミのように少し閉じてやると、閉じ具合に応じてバネに曲げが加えられます。

とりあえずチネリ用は作業完了。
まだもう一組、以前ボテッキアに使っていたもう一代古いレコードが残っていますが、こちらもそのうちに・・・(~_~;)
ちなみにどちらも同じレコードのブレーキですが世代が違うためブレーキアーチのRがそれぞれ違います。
画像左がボテッキアに使っていたもの、右がチネリに使っているものですが、このブレーキをチネリ、ボテッキアに入れ替えて使うとフォーククラウンやシートステーブリッジとのRが合わず見た目が非常に悪くなります。
個人的には画像左のより旧型のレコードの方がデザイン的に好きなのですが・・・暫くは使い道がなさそうですねぇ(~_~;)