cyclo_harapo2007-11-22


サイクル・ツーキング91日目♪
今日は行きも帰りも追い風で楽チンでした(^0^)
・・・と、この話しは\(^∀\)こっちに(/∀^)/置いといて、やなGさんの許可が出たの話を脱線させます<バキ!
 
私が使っているマビックの変速機ですが、当時(80年代前半)すればシマノやカンパと比べても変速性能は良い方だったと思います・・・と、言うか一部では明らかに性能が上回っている部分もありました。
この当時の変速機と言うと・・・シマノはデュラEX・AXの時代、カンパはSレコの後期型の時代だったと思います。
もっとも、シマノのAXの変速機はレースでは使い物にならなかったので除外しても良いかな?・・・今考えれば、2種類のデュラエースが同時期に発売されていたのはAXだけですよね。
・・・て、ことは、シマノも問題を抱えているのを判っていて売ってたのかなぁ(~_~;)
 
で、明らかにマビックが上回っていたのがWレバーです。
ロードに限定して言えば、それまでのWレバーと言えば、変速機と対になるレバーを使うかカンパのレコードを使うかのどちらかでした。
つまり、それだけカンパのWレバーがよく出来ていた証拠ですが、シンプルで確実な動きはするものの旧態依然のままで古臭くなってきていたのも事実です。
で、そのころ各メーカーがWレバーに独自の機構を組み込んでいきますが、やがてシマノのSISレバーが誕生するのは別の話・・・
マビックは、それまでレバーは、レバー単体では引きも戻しも同じ重さでしか動かなかったものを中にバネを仕込んで引きは軽く、戻りは重く作動するようにしました。
実際にバイクに装着して操作する場合は、引きではR変速機のバネを引き上げるため重く、戻す時には変速機のバネも戻るので軽く動くのでトータルでは引きも戻しも同じ重さで操作できるようになっていました・・・って、この辺の表現はWレバーを使ったことが無い人には判り難いでしょうね(~_~;)
要は軽く動いてなお且つ滑らないレバーが優秀なWレバーでした。
でも、このタイプのWレバーはマビックが初めて作ったわけではなく、同じフランスのサンプレックスなどがもっと以前から販売していました。
形もサンプレのSLJの最後期型とそっくりだったので、元は同じものかもしれませんね。
まあ、サンプレと同じかは兎も角、カンパもCレコで同様のものを作ってくるわけですが、それ以前にはフランスチームなどいくつかのチームがカンパのコンポーネンツにWレバーだけマビックのレバーを採用するチームがツールでも数多く見られました。
で、これに影響されて組んだのが私のチネリでした(笑)
カンパのSレコとCレコの混成で組んであります。

チネリの丸っこいフォーククラウンのデザインとマビックのWレバーのデザインがよく合っている思うのですが・・・
ちなみにCレコはシマノのエアロデザインのAXシリーズに影響されたものですが、性能的には失敗作に終わったのはどちらも一緒(笑)

こちらはボテちゃんにつけているCレコのレバー
マビックよりも後発ですが、ロー側にシフトした時にやや滑る感じがあって、動作的にはマビックの方が良いように感じます。でも、ボテちゃんにはコッチのデザインの方が合っていますよね♪
 
・・・と、話が長くなりましたが、まだまだ続きそうなので今日はここまでに。
続く(~_~;)
 

なお、なにぶんあやふやな記憶だけで書いていますので、もし間違いに気づかれた方はコメント欄でコッソリと『こら〜!間違うとうやんけ〜っ!!』と優しく教えてくださいm(_ _)m