cyclo_harapo2012-09-30


ブルベ二日目、12時半起床。
当初、この宿の予約をとった時には、ここでゆっくり寝て・・・と、考えていたのですが、結局台風のことを考え仮眠時間は2時間。
それでもお風呂に入ってすっきりした後、布団で寝たので善い状態で起床できました。

軽い朝食を摂って走り出すと外はほぼ満月。雲が多いけど時々雲の狭間から月が顔を出します♪
明日は、十五夜らしいですが・・・
 
数キロ走ってPC3到着。ここでスタッフの有人チェックを受け台風情報を仕入れる。
どうやら台風は東寄りの進路をとってるらしい。それなら伊勢を超えて内陸に入ったら台風の影響は少ないかな・・・
  

夜のアップダウンを繰り返していると、やがて朝焼けが♪
この時、朝焼けが綺麗と喜んでいましたが・・・・・・朝焼けって天気が崩れる前兆じゃなかったっけ(~_~;)
 


伊勢を超え、五十鈴川を渡り楠部西の交差点に出るとここからは伊勢参りで走った道


とりあえず、外宮の写真だけは収めておきましょう♪
 
PC5からR368を走りR166の交差点を左折すると、ここからは初めて走る道。

途中、川が綺麗だったのでパチ♪
で、この時点では台風のことは、あまり心配していなかったのですが・・・(~_~;)
 

高見峠の登り途中で急に雨(~_~;)
前を走っていたブルベストが道端に停まって雨具を着ていますが、すぐ向こうに集落が見えたので雨宿りができそうな軒先を探すことに。
うまい具合にバス停のようなものが有ったので、そこへ飛び込むと前面開放型の物置のような小さな掘立小屋。ここで雨具の上着着用。
さっきのブルベストは、ここから見える所で着替えているけど・・・・・・こっちに来たほうが良かったんじゃ(~_~;)
で、そのブルベストは雨具着たら直ぐに行っちゃったけど、折角の雨宿りポイントなのでちょっと空模様を見てから走ることにします。
空を見ると全体が暗いわけではなく、明るいところもある。雲の流れも速いからずっとこんな天気というわけでもないだろうと思ってるといきなりバケツをひっくり返したような土砂降り(~_~;)
でも、直ぐにまた元の雨量に戻って、少しマシになったかなと思うところでリスタートしました。
幸い、雨は降ってるものの大した雨量でなく助かりました。
 


勾配が少しずつきつくなってきたところでループ橋が見えてくる。あのループ橋を過ぎたらすぐに峠です♪
 

ループ橋の立体交差を超え・・・

ループ橋の上へ♪ なかなか見晴らしが好い♪
 
で、高見トンネルを超えると・・・・・・土砂降りやん(~_~;)
それもこの辺りだけの雨かと一気に下っていきますが・・・この雨、長引きそう(~_~;)
なので、次のトンネルの出口付近で雨具のズボンも着用。
この時、寒さ対策にインナーズボンも着用しますが、インナーシャツを着なかったのは失敗(~_~;)
 
結局下りきっても雨は止まず・・・・・・と、この時点でも台風は東に行ったと思ってるので台風の雨だとは思ってなかった(~_~;)
五条PC数キロ手前の工事信号で、ひらまつさんが追いついてくる。
当初は五条PC手前の適当なところ昼食予定だったので、ひらまつさんと相談すると、簡単に済ませられるすき家に行きましょうと。
で、一度はすき家まで行ったのですが、雨具脱ぐのが鬱陶しかったので、先にPCまで行くことにしました。
確かスタッフOさんが今日は五条のPCへ行くと言ってたから、ここで台風情報がもらえるだろうし・・・
 
で、五条PCへ着くと・・・・・・まともに台風、こっちに来てるやん(~_~;)
で、既に救済処置が出てるそうで、夕方6時に台風最接近だから台風をやり過ごしてから行くほうが善いですよと・・・
 
ここでひらまつさん、べりさんの3人で相談。
ここで夕方6時まで時間を潰すのは辛い。
なら、場所を他に変えるか?
どうせ他の場所に移るんだったら、まだ風の強くならない今のうちに進めるだけ進んでから停まるほうが善い。
幸い、ここからは土地勘のあるよく知った場所だし、このルートなら和歌山まで途中で退避する場所には困らない。
いざとなれば輪行で逃げる手も使えるし<電車が止まらなければ
それに、ここからなら和歌山まで追い風基調だし<オイ!
怖いのは土手沿いの道かな。なら、そこだけ押せば善いしと、前に進むことにしました。
一応、作戦立てて理論武装し、実際停まるタイミングを計りながら前に進むのが一番良い選択だと思いましたが、それ以外にこの3人なら走れるって気がしていたのも事実。今回は、水色KLEINさんが居ないけど、この面子なら大丈夫って気がしていたんですよね。
 
PCから走り出すと追い風基調で慎重に走っていても良いペースが維持できる。
何か所か有る風の強そうな土手道も、実際に強かったのは最後の1っ箇所だけ。周りの木の枝や葉が落ちてすごい状況になってたから、私たちが来る前にはもっと強い風が吹いていたのでしょう。
赤信号のところまで乗車したまま走り、信号を渡ってコブ状の登りは安全策とって自転車を押すことにします・・・・・・と、いつもは短く感じる登りも押すと意外に長い(~_~;)


どこだったか忘れたけど、途中の赤信号で停まる時、ひらまつさんのRディレーラーワイヤが切れる(~_~;)
で、最後のPCからゴールまでの間に撮った写真はこれ一枚だけだった(笑)
 
コブを超えて下り区間からは再び乗車して進む。
途中、押しが入ってるのにもかかわらず、PCからここまでのアベ、20キロを超えてるみたいですね。
いよいよ後2〜3キロで通過チェックという時に風向きが横風に変わる。
気を付けないと横に流されるけど、突風や風が巻いたりしないから怖くなかった・・・・・・と、思っていたけど、べりさんは一度だけ怖い思いをしたらしい。
これは体重が軽いからか、それともほんの数メーターの差で風の違いが出たからか・・・
 
通過チェックに着くとレシートチェック済ませ、今後の作戦会議・・・と、その前にひらまつさんのRディレーラー対策。
ひらまつさんもナイロンストラップ持ってるから、これでディレーラー引っ張って適当な中ほどのギアにセット。トリプル仕様でインナーが小さいからこれでも十分雄ノ山峠も超えられるでしょう・・・・・・風さえ大丈夫なら(~_~;)
結局、最後のPCの時と同じく、ここで停まっていても仕方がないし、ここから紀ノ川の川辺橋まではオダ近名物の細い路地なので風は何とかなりそう。
問題は紀ノ川を渡れるかだけど、風向きが変わったのと歩道が広いので何とかなるだろう。
ダメなら手前のマンションのところで待てば善いし、渡れれば時間潰すところはいくらでもある。
それ以前に、紀ノ川を渡れれば雄ノ山峠までは大丈夫だろう。
山の中は意外と風が少ないから、頂上付近以外は大丈夫かも?
でも、頂上付近は風の通り道になってるからきついだろうな。
ま、その時は押せば善いわけだし・・・
 
結局、通過チェックに居たのは10分ぐらいだろうか?
ここへ着く直前の風向きが変わった時に唸ってた風の音もなりをひそめたので、いつものコンビニ裏から細い路地を進んで行くことにしました。その頃には、『一番の心配は、オダ近ゴールの温室が風で引き飛ばされていないかだな』と、冗談を言う余裕も出てきた♪
心配していた川辺橋の上でも向かい風はあるもののそれほどでもなく、むしろ雄ノ山手前の細い道のほうが強かったような。
で、細い路地からの登り向こうにに見える雄ノ山峠への道(K64)を見上げると・・・木が揺れてない♪
思った以上に穏やかな状況で雄ノ山峠へ登る。これなら登れる。
先頭はべりさん、最後の右カーブから頂上が見える所へ出る手前で、風に気を付けるように確認して進む・・・・・・と、やはり強風(~_~;)
さっさと予定通り押して進むけど・・・・・・勾配がほとんど無い所まで進んでも前に進みにくい(~_~;)
でも、これを登りきれば後はりんくうタウンの陸橋以外は風の怖い所はない。
乗車して下っていくと徐々に風も弱まり、下りきると穏やかに。
心配していた陸橋でも風がなく・・・

無事ゴール〜♪
結局、今回のブルベ、600キロブルベの自己最速記録となりました(笑)