cyclo_harapo2008-03-06


サイクル・ツーキング30日目♪
今週は、おチネリ・ウィークと言うことで今日もチネリで通勤ライドです(^0^)b
 
チネリと言えば、カンパニョーロと伴にイタリアン・ロードレーサーを語るときに外せない2大メーカーで、イタリアン・レーサーの基本形を作ったのがこの2社でした。
それまでのロードレーサーと言えばフランス車が王道で変速機もサンプレ・ユーレーの2社がスライドシャフト式の変速機で凌ぎを削っていました。
そこへ現在の変速機の基礎となるパンタグラフ式の変速機を持ち込んだのがカンパで、やがてロードレーサーもフレンチバイク対イタリアンバイクの時代と突入していきます。
この時代の話っていろいろ面白いのですが・・・\(・_\)その話は(/_・)/こっちにおいといて・・・
当時、その最先端のロードレーサーを作っていたカンパとチネリですが、カンパが何時の時代もレースに身を置いてきたのと違い、チネリは時代によりブランドイメージが随分と違いますね。
その原因の一つが、他のフレームに比べて値段が高くなりすぎて、やがて実戦では使われなくなり、アマチュアのための高級車となってしまったことでしょう。
こうしてチネリは実戦バイクのメーカーから高級車メーカーへとイメージが変わり、現在はブランド品的な感覚になっていますね。
もっとも、その間にメーカーの経営方針やオーナーも変わっていますが・・・
 
そして『自転車界のロールスロイス』と言われるようになり、レースでも姿を見なくなっていましたが、私が今のチネリを購入する1〜2年ぐらい前からレースやサイクルマラソンに参加するとアマチュアレーサーの間でチネリをよく見かけるようになりました。
その頃から、少しメタリック(パール?)がかったアズールブルーのスーパーコルサが気になるようになり、そして決定打になったのがロス五輪オリンピックに出てきたアメリカチームのチネリ・レーザーでした。
既にチネリは実戦の場に出てこないものと思われていた時代に、あの先進的なファニーーバイクには衝撃が走りました。
そうしてチネリに憧れるようになった頃・・・プロトンで事故りました(~_~;)
プロトンのフレーム自体は、少しヘッドアングルが狂ったものの乗れる状態だったので、この後の数年もレースなどで使っていましたが、そこへ商売上手な店主の一言が・・・
『スーパーコルサのあの色、1本だけ日本に残ってるぞ〜』『もうクロモリのフレームは輸入しないらしいぞ』・・・と(~_~;)
結局、この言葉に騙されて(笑)今のフレームを買ったわけですが・・・ご存知のようにスーパーコルサのフレーム、ベストセラーとして今も輸入されています(~_~;)
ちなみに色も私の思っていたアズールブルーに黒のラインではなく、もう少し暗いブルーに白のラインだったし・・・
で、今も売ってるスーパーコルサですが私には昔のスーパーコルサに感じたようなオーラーを今のスーパーコルサには感じませんねぇ・・・(単なる思い込み(~_~;))
ノザキのあーさんも、昔のコルサと今のコルサは別物と言ってましたが乗り比べるとどうなんでしょう?
まあ、チネリのフレームはいくつかの工房を使い分けて作っていたらしいので今とは作っている工房も違うだろうし・・・って、私のコルサを作ったのは何処なんでしょうねぇ(~_~;)
コロンボの作ではないと思うけど・・・ジョヴァンニ・ローザ?・・・だったら良いなぁ・・・
でも今でもペゼンティの作ったチネリ・レーザーには憧れますね・・・
 
と、昔話を長々と取りとめもなく書きましたが・・・昔話が多いのは歳を取った証拠?(~_~;)