cyclo_harapo2012-01-18


サイクル・ツーキング9日目♪
今日もEPで通勤ライド♪

で、先日EPの走行距離を1000キロ越えそうと書いたけど、去年の分の走行距離を見間違っていました(~_~;)
で、1500キロと書き換えたけど・・・これも先日の淡路七福神巡りの走行距離を参入するの忘れてた(~_~;)
なので、昨日の通勤ライドで1700キロを越えていました(~_~;)
 
で、流石にこれだけ乗るとEPの感じも判ってきたので、少しだけインプレッション。
コルナゴのエクストリーム・パワーは元々稀代のスプリンター、ペタッキの要望で作られたフレームと言うこともあり、スプリント用のガチガチフレームのようなイメージがありますが、実際に乗ってみると随分と印象が異なる。
私の印象を一口で言うと『硬くてしなやかなオールラウンド向きフレーム』と言う感じでしょうか。
『硬い』と『しなやか』は相反するようですが、硬いけどC50譲りのバネ感も未だ持ってるという感じ。もっともこのバネ感は普段ほとんど意識させないけど。
当初は、もっと硬いフレームかと思っていたので面食らう部分もありましたが、だからと言って柔らかいわけでもない。
まあ、それまでのカレラ・エストレモに比べると柔らかいけど、一般的には硬い部類のフレームに入るんではないでしょうか。
で、硬いフレームがブルベのような長距離ライドに向いているかどうかですが・・・元々のエストレモが長距離向きのフレームじゃなかったから、私にとっては長距離向きの善いフレームになりそう。
では、エストレモとの違いはと言うと・・・
先ず、加速感が違う。
エストレモは踏んだら踏んだだけ前に出るような感じでレスポンスが良いですが、EPはスプリンタースペシャルのイメージからは考えられないほどレスポンスがマイルドと言うか・・・むしろ鈍いと言っても良いかも(私の脚力だと)。
ただ、EPの本領が発揮されるのはこの後! エストレモは踏み続けないと加速していかないけど、EPはここからの伸びが凄い。
多分、この辺りの反応の違いは、乗り手の好みを大きく左右するところだと思います。
反応を重視するタイプの乗り手、伸びやゴールまでの最終的な速度を重視するタイプの乗り手それぞれによって選択するフレームも変わってくるんでしょう。

あと気が付いたエストレモとの違いは・・・
購入前の調べで見たインプレでは、惰性を利用したような走りや登りも得意ってあったけど、これはエストレモの方が一枚も二枚も上手な様な気がします。
EPの場合、ケイデンスが落ちてくるとフレームが粘る感じがするんですよね。
ただ、これに関しては、クランク長を172.5mmから175mmに変えて差はかなり詰った感じはしますが。
エストレモは175mmとの相性が悪かったのか、長いクランクの善いところがあまり出ず、悪いところだけがかっちり出ていたような気がしますが、EPは逆に悪いところが出ずに善いところだけが出ている感じ。
長い登りは、ちょっと長めのクランクの恩恵もありEPの方が楽かな。ここはEPのインプレッションでよく出てくる『ペダリングの力が全て推進力に変換されている』を思わせますね。

平地巡航は、エストレモは走らせてやらないと走らないのに対してEPはフレームが進んでくれる感じ。
多分、同じ速度で巡航するならEPの方が気を抜いて巡航できそうですね。
それと後輪の追従性も特筆もの。
エストレモやボテでは後輪が跳ねる段差でもEPは軽くいなしてグリップを失わない。
向い風に対しても他のフレームに比べて楽なような気がしますが・・・これは気のせい?

ここから先は、私の想像の部分でもあるけど・・・
コルナゴの方がライダーに与える感性の部分を大事にしているんじゃないだろうか?
多分、その辺りの煮詰めにはカレラより遥かに多いカット&トライを繰り返し、試作車の台数もその分多いんじゃないだろうか。
その分、価格が高くなっていると考えると納得行く部分でもあるけど・・・エストレモと10万円以上の価格差(07年当時)となると人によって判断は変わってくるかなぁ・・・
まあ、私の好みで言えば、やはりエストレモの方が面白さを感じるけど、長距離走るんだったらEPの方が楽でしょうね。
なので、ブルベ用としては善いフレーム選択ではなかったでしょうか。
多分、今回のような急ぎでの購入でもなかったら、ショップ取扱ブランドの関係でコルナゴに乗るチャンスも無かっただろうしね。