cyclo_harapo2008-11-28


サイクル・ツーキング145日目♪
通勤ホイールのタイヤを後輪もデダのRSに交換しました。
 
このデダ・RS、既にコメント欄にも書きましたが・・・

メーカーHPでは210グラムと表記されていますが、実測で170グラムほど。
家庭用の古いアナログの秤なので誤差も大きいとは思いますが、この差は誤差なんてものじゃありませんよね(~_~;)
ちなみにショップに残っていたものをデジタルメーターで計ってもらうと165グラムほどでした(~_~;)
う〜ん、普通はカタログ値よりも重いことが多いのですが・・・
 
で、今回デダのタイヤを購入した理由は、以前どこかのサイトでデダのタイヤのサイドが薄いと書かれていて、ず〜っと気になっていたからです。
と、言うのもミシュランのリシオンは硬くて乗り心地が悪かったので、タイヤサイドが薄いタイヤなら乗り心地も良いだろうと思っていたからです。
実際使ってみると確かに乗り心地が良いです。
でも使う前に思っていたのとはちょっと違っていました。
最初は、サイドがペラペラに薄いので柔らかい乗り心地を想像していたのですが、使ってみると柔らかいと言うよりもタイトでしなやかな感じですね。
正直、このクラスのタイヤでこれだけの乗り心地が得られるとは思ってもいませんでした。
それとクリンチャー・タイヤって、ゴムっぽい感じがするものと思っていましたが、ゴムっぽい感じもほとんどありません。
意地悪くゴムっぽいところを探すと、下り坂でスピードが出たときに路面のうねりの部分でちょっとゴムっぽい感じがあったかな。
それと路面の綺麗なところでちょっとゴロゴロした感じがあるかな。
どちらにしろ微々たるものなので気になるほどのものではありませんね。
 
で、ここで今まで使っていたミシュランのリシオンとの比較をしてみようとい思います。

リシオンの最大の利点は耐久性と耐パンク性でしょう。
リシオンはトレッドのゴムが硬く厚くて、これがリシオンの性格を決めているようです。
このゴムのお陰でガラス片や石のカケラなどが刺さっても、なかなかチューブまで至らないようです。
実際、同じタイヤを2年ちょっと、距離で推定1万3000キロぐらい使い続けてパンクしたのは、リムフラップが痛んでパンクした2回だけ。
またこの厚く硬いゴムのお陰でタイヤサイドの変形が少ないのか、高速巡航では非常に良く転がります。
ただし、この転がりははずみ車的な転がり方ですが・・・
そして欠点としては重量が重いため踏み込みが鈍く(重く)、乗り心地も硬いです。
特に路面の荒れたところでは突き上げによるタイヤの暴れが大きく感じられます。
 
それに対してデダ・RSは丁度逆の特性を持っているような感じですね。
タイヤサイドが薄いので、路面の荒れにも綺麗に追従してくれるし、乗り心地も加速感もしなやかで走っていて気持ちが良いです。
走り出した当初はグリップ感が乏しく、コーナーで倒しこむのを躊躇する感じでしたが、乗り手が慣れたのかそれともタイヤが一皮剥けてグリップし始めたのか帰る頃にはグリップ感も普通に近づいたような気がします。
実際にどの程度グリップしているかは、もう少し乗り込んで見ないと判りませんが・・・
ただ倒しこむ時のフィーリング自体は自然でマイルドですね。
逆の言い方をするとリシオンのようにピッと反応する感じはなく、滑らかな反応です。
これはタイヤの断面形状やタイヤサイドの剛性が影響しているかなぁ・・・
リシオンのタイヤ断面はトレッド面の中心がフラットでサイド部よりも少し浮き出た形状になっていますが、RSの方はチューブラーのようにほとんど丸に近い形状をしています。
ちなみにゴムが薄いのでコンパクトに畳め、重量も軽い、そして値段的にも中堅クラスのRSなら長距離を走るときに予備タイヤとしても良いかもしれませんね。
 
で、乗り心地では圧倒的にRSに軍パイがあがりますが、問題は耐久性ですねぇ。
タイヤサイドやトレッド面が薄いってことは対パンク性でも不安がありますし・・・(~_~;)
どちらかと言えばヒルクライム用のタイヤみたいなタイヤですが、このタイヤでどこまで通勤に使えるかな・・・(~_~;)